性別は気になるけど、気にしないようにしてました!

“妊娠したことが分かった時、正直なところ「女の子が産まれるといいな」と思う自分がいました。

 

それ以前に子どもが産まれた時のことを想像したとき、髪を結んであげる姿や、一緒に公園で遊ぶスカート姿の子を自然と思い浮かべたからです。

 

でも、もし希望とは違う子が産まれたときにショックを受けては、自分のためにも良くないし、生まれてくる子どもにとってもかわいそうだと思ったので、性別については意識して考えないようにしていました。

 

ふとしたときに「女の子なら・・・」と思ってしまうこともありましたが、そんな時には「元気な子であれば、それが一番!」と強く考え、性別のことは気にしないように努めていました。

 

夫も同じ考えだったのか、ベビー服を一緒に買いに行った時にも、男の子でも女の子でもいいように中性的な色(緑や黄色)を選んでいました。

 

妊娠中も仕事は続けていたので、仕事の最中にはあまり出産や妊娠のことを考えなくても済みましたが、帰宅途中や帰宅後には、どうしてもお腹の子のことを考えてしまいます。

 

当時、妊婦健診で血糖値が高いと指摘されることが多かった私は、妊娠糖尿病のことや、それが子どもに与える影響をよく考えていました。

 

妊娠中に糖尿病になると、生まれてくる子どもも病気にかかるリスクが高くなるそうです。

 

私の考えることは、次第に性別のことよりも子どもの病気リスクのことが中心となっていきました。

 

妊婦健診で数値が落ち着いてきたとき、私は妊娠後期を迎えていました。

 

出産が間近に迫り、雑誌やネットで出産体験記をよく目にするようになりました。

 

「鼻からスイカが出る感じ」「生理痛よりも全然ラク」など、読めば読むほど分からなくなります。

 

産院の母親学級でもいろいろな話を聞きますが、考えすぎて頭がぐるぐるしてしまい、最終的には考えることを放棄することにしました。

 

出産も結局は個人差が大きいので、考えすぎても仕方ない、と思ったのです。

 

また、妊娠後期になると、夜寝ている時などにお腹の下の方がもぞもぞ動き、「あ、お腹の中で赤ちゃんが動いている」と感じることができました。

 

妊婦健診でエコー写真は何枚かもらっていますが、やはり実物を見ていないので、あまり実感がわきません。

 

でも、エコー写真を見ながら「私似かな、夫似かな」と思いをはせるのは楽しい作業ではあり、もぞもぞ動いたあたりをさすりながら「元気に生まれておいで」と声をよくかけていました。

 

実際に出産し、新生児のお世話をしていると、妊娠中に思い浮かべていたような穏やかな甘い生活ではなく、毎日が綱渡りの状態です。

 

それでも妊娠中、お腹の子どもにたいしていろいろな思いをはせていたことは楽しい経験であり、私と子どもの絆を深めてくれるものだったと思っています。